アライグマは何故エサを洗う?
先日、洗濯機が壊れてしまったので、新しいものを注文しに家電量販店へ。
無事に洗濯機を手配して、少し時間が余ったので動物園に行ってきました。
そう、動物園と洗濯機、と言えば、洗い物が得意な『アライグマ』です。
アライグマは哺乳網食肉目アライグマ科アライグマ属。
水にエサを浸して洗う仕草はとても有名ですが、実はあの行動には、現在いくつもの仮説があるのだとか。
一つは、視力が弱いためエサを水につけるとその様子がよく見えるようになるから洗う、という説。
でもこれ、なんかちょっと分かりづらいですよね。
水につけても見えやすくなるとは思えないような……?
もう一つは、
遊びとして水でエサを洗う説。
これはなんとなーく分かるかも。
猫とか熊とか、遊び好きな動物って結構多いですよね。
さらにさらに、野生のアライグマはエサを洗わず、飼育されているアライグマだけが洗うという観察もあることから、「捕獲の真似事である」という説もあるのですが……。
でも、原産地のアメリカでは、アライグマは先住民の言葉で「手をこするもの」が語源となった「ラクーン」という名称で呼ばれています。
先住民がアライグマを飼育していたとは思えないので、野生でもエサを洗っていたのではないかな、と思うんですよね……。
洗濯機から連想したアライグマについて、あれやこれやと考えつつ。
新しい洗濯機が届くまでの間、細かい物を手洗いしようと小さい洗濯板を買ってきました。
洗濯物を手洗いすると、結構手が荒れますよね。
早く新しい洗濯機が欲しい……。
そういえば、アライグマは手荒れってしないのかな?
飼育員さんにハンドクリームを塗ってもらうアライグマの可愛い姿を妄想しながら、エサならぬ大判ハンカチをガシガシ洗う、サル目ヒト科ヒト属ヒト、なのでした。