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動物がセンサー式自動水栓で水を飲む?

大阪府吹田市、EXPOCITY内にある『ニフレル』は、2015年11月にオープンした、水族館であり動物園であり美術館でもある『生きているミュージアム』がコンセプトの商業施設です。

実はそこに、自動水栓の仕組みを理解しセンサーを作動させて水を飲む、すごい動物がいるのだとか。

その正体は、長ーい尻尾に輪っか状の縞模様が特徴的な『ワオキツネザル』。
マダガスカル南部に生息するキツネザル科の霊長類です。

ニフレル内の7つのスペースのうちのひとつ『うごきにふれる』には、ワオキツネザルが10頭ほどいるのですが、ある時、その中の1頭がスペース内のセンサー式自動水栓に顔を近付けて作動させ、水を飲み始めたのだとか。
その後、もう1頭も同じように自動水栓を使いだし、それが今も『うごきにふれる』にいる「レフくん」とのこと。

 ニフレル公式アカウント『nifrel_official』のインスタグラムや、入場者にもその姿を激写されているので、ぜひ検索してみてくださいね。

動物がセンサー式自動水栓で水を飲むなんてちょっと驚きですが、でも、猿は頭が良いですし、人間の真似も得意だと昔から言われています。

「すごいとは思うけど、結構よくあることなのかな……?」
なんて思ったのですが、レフくん以外のワオキツネザルはイマイチ仕組みを理解できないようで、自動水栓から水を飲むことはないのだとか。
何故、レオくんを含む2頭だけが自動水栓を使用できるのか……本当に不思議ですよね。

ちなみに、ニフレルのワオキツネザルたちは柵のない室内で自由に動き回っているので、人間に触ったり、人間の持ち物に触れたりもしてくるそう。
思いがけず楽しいハプニングに出会えちゃいそうですよね。

『うごきにふれる』には他にも、まったりしているカピバラや可愛いコツメカワウソ、意外と大きいモモイロペリカンや、とても仲良しのケープペンギンたちがいます。

普通の動物園とはちょっと違って、動物たちを間近で観察できるお勧めのミュージアム
もしかしたら、自動水栓から水を飲むレフくんの姿を見ることもできちゃうかも?
興味があればぜひ一度、訪れてみてくださいね。