zooっと居たい!

日本各地の動物園をまとめます。

動物園で活躍! 『水中専用掃除機』

先日、某動物園を散策していたら、ちょうど白熊ブースのプール掃除が行われていました。
飼育員さんがボンベを背負って水の中にいるわけですが、手には長ーいホースを持っていて、水槽の底をなにやらツンツンしています。

しばらく気になって見ていたのですが、あの長いホース、掃除機に繋がっているホースだったんですね。
水中専用の掃除機(バキューム)を使用して、水底の掃除をしているということでした。
水の中でも使える掃除機があるなんて知らなかったのですが、確かに、そういうものも必要ですよね。

動物園の園内には水槽を完備しているブースが結構あります。
水槽には動物の毛や排泄物、土や草、動物のご飯などが入り込むので、そのままにしておくとすぐに濁ってしまうそう。
そこで、水の中でも使える掃除機の登場! というわけなんですね。

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旭山動物園のPDF化されたパンフレットが便利

日本を代表する動物園と聞いて、どこをイメージしますか?
首都圏に存在する上野動物園、ホワイトタイガーで有名な東武動物公園、開園してから100年以上が経つ天王寺動物園など、日本を代表する動物園は様々。

その中でも、日本人はもちろん外国人からも人気の動物園が、北海道旭川市に存在する旭山動物園です。

旭山動物園の特徴は、動物の自然な姿や行動が見られるよう配慮して作られた行動展示にあります。
水中トンネルでは優雅に泳ぐペンギンの姿を眺めることができたり、トラやライオンが自然に近い状態で生活する姿を見られたりと、来園者を飽きさせることがありません。

旭山動物園では、海外からの来園者に向けたパンフレットも配布しています。
PDF化されたパンフレットは公式HPからダウンロードすることができ、英語、中国語、韓国語、タイ語

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動物がセンサー式自動水栓で水を飲む?

大阪府吹田市、EXPOCITY内にある『ニフレル』は、2015年11月にオープンした、水族館であり動物園であり美術館でもある『生きているミュージアム』がコンセプトの商業施設です。

実はそこに、自動水栓の仕組みを理解しセンサーを作動させて水を飲む、すごい動物がいるのだとか。

その正体は、長ーい尻尾に輪っか状の縞模様が特徴的な『ワオキツネザル』。
マダガスカル南部に生息するキツネザル科の霊長類です。

ニフレル内の7つのスペースのうちのひとつ『うごきにふれる』には、ワオキツネザルが10頭ほどいるのですが、ある時、その中の1頭がスペース内のセンサー式自動水栓に顔を近付けて作動させ、水を飲み始めたのだとか。
その後、もう1頭も同じように自動水栓を使いだし、それが今も『うごきにふれる』にいる「レフくん」とのこと。

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アライグマは何故エサを洗う?

先日、洗濯機が壊れてしまったので、新しいものを注文しに家電量販店へ。
無事に洗濯機を手配して、少し時間が余ったので動物園に行ってきました。

そう、動物園と洗濯機、と言えば、洗い物が得意な『アライグマ』です。
アライグマは哺乳網食肉目アライグマ科アライグマ属。
水にエサを浸して洗う仕草はとても有名ですが、実はあの行動には、現在いくつもの仮説があるのだとか。

一つは、視力が弱いためエサを水につけるとその様子がよく見えるようになるから洗う、という説。
でもこれ、なんかちょっと分かりづらいですよね。
水につけても見えやすくなるとは思えないような……?

もう一つは、

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サルがお風呂に入る理由「地獄谷野猿公苑」

日本人のお風呂好きは言うまでもありませんが、お風呂が好きな動物もいます。
長野県の北部、上信越高原国立公園には、サルが温泉に入ることで有名な「地獄谷野猿公苑」があります。

国立公園といっても、渓谷に位置する自然のままの場所で、険しく切り立った断崖にあるそこはとても厳しい環境です。
そんな場所でサルが露天風呂につかる理由は、ズバリ「暖をとるため」。

地獄谷野猿公苑のサルはすべて野生で、そもそも温泉に自分から入る習慣はありませんでした。

リンゴ園のリンゴを荒らさないよう、人がサルに餌を与えていたところ、

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群馬県 富岡市 野生の王国 群馬サファリパーク

入場料
高校生以上 2,700円
3歳~中学生 1,400円

営業時間
3月1日~10月31日 9:30 ~ 16:00  (17:00 閉園)
11月1日~2月末日 9:30 ~ 15:30  (16:30 閉園)

群馬と言えばサファリパーク。
一度聞いたら忘れられない、アノCMソングの動物園です。

ゾウ、キリン、シマウマ、サイ、トラ等、ぱっと思いつく動物は、大抵見る事が出来るのではないでしょうか。
日本で唯一、インドネシアからやって来たスマトラゾウの飼育、展示もしています。

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東京都日野市 多摩動物公園

入園料 一般600円(中学生200円)
営業時間 9:30~17:00

みなさんは「動物園の台所はどうなっているのだろう」と気になったことはありませんか?

東京郊外にある日本有数の動物園のひとつ、多摩動物公園の台所は敷地内ウォッチングセンターの2階にあります。この台所は通称「餌場(えさば)」と呼ばれ、園内で消費される餌の大部分が保管されている場所です。

餌場で毎日用意される青果類は約200キロ。ほかにも冷蔵庫や冷凍庫には魚類や肉類が保存されています。動物に餌やりをする担当者は毎日必要な量を準備し、動物が食べやすいように細かく包丁で刻んでいます。

こんなに大量の餌を毎日扱うのでは、動物園の担当者も台所掃除がたいへんですね!

動物の餌やりは毎日欠かせないものです。雨でも雪でも、年末年始でも大型連休中でも動物には関係ありません。そのため、動物園の担当者は餌が不足しないようにと苦労が絶えないそうです。

多摩動物公園には全長150mと世界最大級のオランウータンのスカイウォークや、サファリ形式でライオンを見ることができるライオンバスなど人気のコーナーがあります。ほかにも子供さんたちに大人気のコアラやレッサーパンダアフリカゾウ、マレーグマなどが飼われていますので注目ですよ。

昆虫の生体や標本を提示している昆虫園、昆虫生体園もオススメです。